先週のランチ (鶏白湯らーめん 自由が丘蔭山さん) Review !!

本日も、先週(9/3~9/9)いただいたランチで、印象に残ったお店をふり返ってみたいと思います!

お店はこの5月に、あべのQ’sモールで開店しました鶏白湯らーめん 自由が丘蔭山さんです。

 

なんでも、『名物鶏白湯塩そば』は業界最高権威ラーメン大賞 鶏白湯部門 3年連続1位を獲得された、とのこと。鳴り物入りでの関西初出店です。

実は、このQ’sモールの同じ区画には、かつてはあの佐野みのるさん監修の「支那そばや」がありました。なんだか業界の競争の熾烈さや栄枯盛衰を感じざるを得ません。

 

かつては、今は亡き佐野さんが道行く人々を鋭い眼光で見つめていた、あのイカついポスターが店の雰囲気をタイトなものにしていましたが...

 

お店が変わるとカンジも変わるものですね、自由が丘蔭山さんの雰囲気はさすが「自由が丘」というだけあって、オサレーなイメージで、女性が一人で入っても全然違和感のない、そんなお店でした。

 

ちょうどお昼時に行ってしまいましたので、案の定、並んで順番が来るのを待っておりました。

 

その間、メニューをいただき、じっくり妻と品定めしていました。


・塩そば ・TANTAN麺 ・特製四川風麻婆麺 ・あっさりしょうゆワンタン麺 

 あたりがメインメニューかなっと。お値段税抜き 850円

・フカヒレあんかけそば みたいな高級なものもあります。お値段税抜き1,800円!

 

ほか、ラーメンと小丼ぶりとのセットや、ラーメンと麻婆豆腐のハーフ&ハーフセットなどのメニューもありました。

 

はじめは妻ともこのお店の看板メニューである「塩そば」のみを注文しようと思っていましたが、四川風麻婆豆腐もかなり気になってしまったために、「塩そば」とのハーフ&ハーフセットを注文することに決めました。

 

↓こんなかんじです。

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ちなみに税抜きで980円です。

 

まず、結論から言いますと、このセットはNGだった...残念。

 

なぜなら、

 

確かにそれぞれはおいしかったですよ。それぞれの個性があって。

 

しか~し、

 

四川風麻婆豆腐くんの主張が強すぎて、強すぎて、塩そばちゃんの良さがわからないくらいに舌が少し麻痺してしまったのでありまーす。

 

あれも食べたい、これも食べたい、と欲張った私たちが悪かったのかも知れませんが、この組み合わせはやめておいた方がいいと、次の教訓になりました。

 

さて、食べている途中で、麻婆豆腐の「オラ!オラ!オラ!」な主張を、とりあえず水を飲んだり、白ごはんを食べたりして「無駄!無駄!無駄!」な抵抗を試み、とりあえずお口の中リセットを目指しました。

 

そして、方針転換、塩そばちゃんから攻略していくことにしました。

 

すこしバカになってしまったお口でしたが、店のおすすめのおいしい食べ方を実践することで、なんとか看板メニューの良さを体験することができたと思います。

 

その食べ方とは、

  

一つ、人世の生き血をすすり

二つ、不埒な悪行三昧

 

ちがう、ちがう

 

一つ、スープの香りと具たちの姿を十分に楽しむべし。

二つ、とろみのあるスープを一口、うっとりすべし。

三つ、「浅草開花楼」特製のしこしこ麺をひたすら食すべし。

四つ、ここでレモンを軽く一絞り、味の変化とコラーゲンの吸収を楽しむべし。

五つ、麺を食べ終えたらプチご飯を投入し、最後の一滴までスープを堪能すべし。

六つ、明日も元気にがんばろう!

 

白濁スープはとろみがあって、でもそんなにしつこくなく、特製の縮れ麺ともよく馴染んでいました。煮玉子も味がよくしみ込んでいて、スープと絡めるとさらにまろやかになっておいしかったです。

 

レタスがトッピングされていたのも少し驚きでしたが、案外合うものですね、シャリシャリ感がよかったです。

 

で、残ったスープにレモンをかけて風味を変化させたり、ごはんを入れてかき混ぜ、おじや風にしていただいたりしました。このお店では「塩そば」だけでいろんな楽しみ方があるのですねぇ。

 

でも、いかんせん、四川麻婆豆腐くんの影響か、塩そばちゃん全般を通じて、しょっぱさが物足りなく感じてしまいました。

 

きっと単品で頼んでいたら出会えたはずの感動を得そこなった感があり、さみしかったです。

 

次回行くときは、「塩そば」単品だけにしとこっと。