夏休み洞窟探検隊 (天川村 五代松鍾乳洞) !!
娘の夏休みもあと残り一週間。
娘は夏休み最後の思い出を求め、パパ、ママに「どこか、つれってって」のおねだりがはじまったのです。
今年の夏は、久美浜で海水浴、天橋立観光、キッザニアにUSJ、琵琶湖博物館、近江八幡観光...(すみません、先述のとおり、父親の入院とかありまして、ブログに書けていないイベントとかもこの際、白状しておきます。)
それに、娘はお盆に、ばぁばのおうちでいとこと大はしゃぎ、流しそうめんなんかもやりました。
もうええやろ、とパパは思うわけです。
でも、小一、夏休み最後、そうだね、ラスト1発、行っとこか!ということで、例のママによるGoogle検索という名のロシアンルーレットがぐるぐる回り始まるのであります。
そして、きました、きました、ビビビッと。
もう暑いところはごめんです。こどもにとっていい思い出となりそうなところってのが大前提ですが、涼しいところが良いです。
で、選んだ場所が、大峰山の麓、日本の名水百選に選ばれる「ごろごろ水」で有名な奈良県天川村洞川(どろかわ)界隈に、涼を求めて行くことにしました。
場所は↓ご参照ください。
大阪方面からは、国道309号線をひた~すら南下します。
国道309号線に入るには、阪神高速14号松原線 三宅ICで降りるのがわかりやすいかと思います。また、阪和自動車道(下り)ですと、美原北で降りて道なりに進み、下黒山交差点を左折してください。
天川村総合案内所付近の川合交差点を左折し、後は県道21号線を道なりに進むだけです。
(超簡略化した道案内でした。てへっ)
洞川温泉街に到着しますと、夏休みラストの日曜日ともあって、おなーじことを考えるご家族連れの多いこと、多いこと。温泉街の入り口では車が渋滞していました。
この渋滞をなんとか切り抜けて、漸くゴロゴロ水採水場へ到着したのです。
ちなみに駐車料金は30分 500円 但し1時間超えちゃうと1000円/日
採水料は無料の汲み放題!!
到着するや否や空腹でしたので、途中、道の駅で購入したお弁当を平らげ、その後は、ゴロゴロ水を汲んだり、飲んだりしてほっこりしていました。
なんでも、ゴロゴロ水は古くから万病に効く天然水と謳われ、今も根強い人気があります。通販でも購入が可能なんです。この日も駐車場に入るのに結構時間がかかりました。
横で水を汲んでいたおじさん曰く、「この水でお米炊いたらおいしいで」とか、「お風呂に入れてもいいかんじ」とか、「ヘルニアにも効くねん」(ほんとに?)とか、いろいろと教えていただきました。
我が家は1.8リットルの空のペットボトルを3本持って行っただけなのですが、そのおじさんは軽トラの荷台に、どんなけ汲むねんっ!とつっこみたくなるほどのたくさんのでっかい容器にガンガン水を汲んでいました。さっきもいいましたが、いくら汲んでも無料なのです。
さぁ、お目当てのゴロゴロ水も飲んだし、そろそろ、っていうわけにはいきません。それでは娘は納得しませんし、私も納得しません。実はこの付近に、といっても道路を挟んで対面に大自然が生んだアトラクションがあるのです。
それこそが、五代松(ごよまつ)鍾乳洞なんです!!
この鍾乳洞は、昭和4年に発見されて、現在は県の天然記念物に指定されているそうです。地中約200m以上も続いているそうです。
まずは、鍾乳洞の入り口まで、モノレールを利用しました。「五代松モノレール」という堂々としたネーミング、で、そこそこ立派な駅舎、↓
さぁ、出発!
ちなみに 往き300円 帰り200円 鍾乳洞入口までは登山道もあり、歩いても行けます。
ええぇっ~
運転手さんあわせて定員は5,6人くらいのライド系。娘はママの膝に乗りました。帰りはこのままバックしていきます。さながら、USJのハリウッド・ドリーム・ザ・ライド・バックドロップ並みの迫力です。(ウソです。)でも、娘はキャッキャッ喜んでいました。
なお、全員メット着用が義務付けられています。(鍾乳洞に入る時もメット着用は必須となっています。)
鍾乳洞の入り口に到着、ここで入場料を払います。 大人400円 こども200円
そして、中に入ります。冷気を感じとても寒いくらいでした。
人一人がやっと通れるほどの穴をくぐりますと、石柱や石筍のオンパレード!
↓人の足のように見える石柱ですが1.2mもあります。100年かかって1cm伸びるとのこと、約1万2000年もの歳月をかけてできた大自然の奇跡です。なんだかセクシー。
↓この石筍も1mほどあります。今なお成長しているとのことです。なんだかセクシー。
↓藤棚の形だそうです。私はてっきりジョーズの上あごかと...
↓娘はこれを見て、♪レリゴー、レリゴー と歌ってました。なるほどアナ雪に出てくる氷のお城の風景に見えなくもありません。つららが落ちてきそうです。
↓出口付近で威風堂々と急降下体制に入った鷲が構えていました。かっこいい~。
そして、出口へ。
なんだか不思議な空間でした。胎内くぐりをしているような、そんな神秘的な感じにもなりましたし。
夏休み最後に家族でほんといい体験になりました。
※洞川温泉付近にはもう1つ鍾乳洞がありまして(面不動鍾乳洞といいます。)、次回はそちらの方も訪れたいと思っています。